『新編日本古典文学全集』(10 賢木)

9 葵 へ 11 花散里 へ

脱文・錯簡

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東大本 13
右4行目「ふりすゝてけふはゆくともすゝか川やそせの浪に袖はぬれじや」に対する源氏の返歌は本来「すゝか河やそせの波にぬれぬれすいせまてたれかおもひをこせん」であるが、東大本では次の歌「行かたをなかめもやらんこの秋は相坂山をきりなへたてそ」に飛んで、この歌を返歌とする。
なお、脱文箇所には貼紙により本文が補記されている。
脱文

本研究はJSPS科研費 19K20626の助成を受けたものです。

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